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事実なら錯乱せざるを得ない

◎新物質発見、命名「サクラン」 史上最大の分子量 北陸先端大・金子准教授ら(北國新聞)



 北陸先端科技大学院大マテリアルサイエンス研究科の金子達雄准教授ら研究グループは十三日までに、九州で食用に養殖される藍藻(らん(そう)「スイゼンジノリ」から、史上最大の分子量を持つ新物質の多糖類を発見した。塩の添加で分子が伸長する特性があり、自重の約六千倍の純水、約三千百倍の塩水、約三千倍の疑似体液を吸収できることから化粧品や医療素材などへの活用が期待される。
 研究グループは天然物質で過去に報告例のない絶対分子量千六百万、分子鎖の長さ約十ミクロンで史上最大の分子の抽出に成功。高吸水性の新物質をスイゼンジノリの学名から「サクラン」と命名した。

 従来から高分子吸水体として使われるヒアルロン酸は、塩の添加で分子が収縮し、保水率が急降下するが、サクランは塩水で分子が伸びるため、ヒアルロン酸の約十倍の吸水力があり、水中でも低下しない驚異的な粘性も併せ持つことが分かった。

 この特性から化粧品の高保湿剤、ダイエットやメタボリック症候群対策の機能性食品、傷の被覆や抗アレルギー、アトピー性皮膚炎、抗ウイルスなど医療用の新素材として期待が高まる。

 スイゼンジノリは九州の清流や湖に生息する日本固有の藍藻。現在は福岡県や熊本県で食用に年間百―百三十トンが養殖されており、増殖能力も高く、生産量の拡大が見込めるという。

 研究成果は七月に東京で開催される「国際バイオEXPO」で発表する。希少金属回収の研究が四月から経済産業省のNEDO産業技術研究助成事業に採択され、技術移転を受けた熊本県内のベンチャー企業が化粧品の原材料として年内の商品化を目指している。金子准教授は「サクランの特性を生かし、さらに用途を広げたい」と話している。
>絶対分子量千六百万、分子鎖の長さ約十ミクロン

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by xell_rainy | 2008-06-15 07:16 | ニュース関係
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