食わず嫌いですらなく「認識不足」

大阪・お好み焼き定食 具多くふわり、ご飯にマッチ(読売新聞)



 大阪に転勤した関東出身者が口にする驚きの言葉がある。「お好み焼きと白いご飯を一緒に食べる人がいた」。お好み焼きがおかずになるものだろうか。とても信じられない。都市伝説のたぐいではないのか。関西人の「お好み焼き伝説」の真偽を探った。

 まずはインターネットで、大阪に店を構えるお好み焼き店のお品書きを調べてみた。「お好み焼き、ご飯、みそ汁、お新香」といった定食風メニューが設定されていたり、追加料金で「ご飯とみそ汁をつけられます」とただし書きしている店が確かに多い。

 次は現地調査だ。大阪・道頓堀に店を構える「美津(みづ)の」に足を踏み入れる。3代続く、創業から62年の老舗だ。

 こちらもランチメニューでご飯とみそ汁をセットにできるという。「うーん、珍しくはないですよ。特に男の人はお好み焼き1品じゃ物足りないでしょうし」。おかみの森川宜資子(よしこ)さん(50)が、さらりと言う。

 “東京もん”の食わず嫌いなのだろうか。食べ物の組み合わせとしては理解しにくい。小麦粉を使ったお好み焼き。キャベツや肉、魚介類が入るとはいえ、ご飯と合わせれば炭水化物と炭水化物を一緒に食べることになり、過剰摂取ではないか。だいたい、胃にもたれそうだ。

 しかし、試さないわけにはいかない。ランチメニューの「ミニ美津の焼」(945円)に、ご飯とみそ汁セット(105円)を付けて注文した。

 目の前の鉄板で森川さんが手際よく焼いてくれる。刻んだキャベツや、すったヤマイモ、生地と卵を小さいボウルに手早く混ぜ、ジュワッと鉄板に落とす。イカやタコ、豚バラ肉などと合わせて仕上げていく。

 やはり東京のお好み焼きとは違うようだ。トロリとした生地に具を混ぜ、へらで押しつけるようにして焼くのが“東京流”。出来上がりはホットケーキのような形状になる。ところが、大阪では生地はごくわずかで、つなぎ程度。具が多く、全体にかなりの厚みを保って焼き上げている。

 まず一口。サクサクした歯触りに驚く。卵でつないだ豚肉入り野菜いためを食べているようで、粉の感覚がほとんどない。茶わんにお好み焼きを移し、白いご飯と一緒にパクリ。ふわりとおいしい。おかずだ。これはおかずだ。

 「私はお好み焼きのおいしさが半減してしまうからご飯は食べませんけど」と森川さん。「でも、大阪の人ってへこたれないでしょ。おいしい物をいっぱい食べるから元気なんです」

 家庭でもそうなのか。大阪・豊中市で活動する、元気な“おばちゃん”チアリーディングチーム「ビューティーベアーズ」の村上扶実子(ふみこ)さん(64)は言う。「ウチでは直径10センチぐらいのものを焼いて1人2、3枚は食べますよ。足りなければご飯も一緒。そのくらいじゃないと力になりません」

 一見ボリュームたっぷりだが、ふわりと胃に優しかった「お好み焼き定食」。パワフルで人情深い、そんな大阪人の気質も見え隠れする食べ物だった。(上原三和)
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小麦粉を使った餃子。キャベツや豚肉、ニラ等が入るとはいえ、ラーメン・チャーハンと合わせれば炭水化物と炭水化物を一緒に食べることになり、過剰摂取ではないか。
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どれか1個しか頼まないのがスタンダードだったら全国の王将が発狂してます(´-ω-)
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by xell_rainy | 2007-08-13 18:35 | ニュース関係
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